べランダ  (ブルーノ・タウト設計) 
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当初のべランダであったものを内部へと変更している。
床は、7寸5分角の黒平瓦の四半敷(45度に傾かせて敷いた形式)とし西側には雨の吹き込みに対応して側溝が設けられている。開口部は、西側に3枚、南側に1枚、木製ガラリ戸を蔀戸の形式で用いている。現在は、これらの蔀戸の外側に黒い木製格子がはめこまれているが、当初のものかどうかは不明である。

蔀度外側の連格子(当初の物かは不明)
また、南西の角に独立した自漆喰塗りの躯体柱があるため、コーナー部分は格子窓とする。当時の「山留」設計図によれば 、この部分は、ホール脇のテラスとして独立柱のみが建ち、梁下部分に壁は設けられていない。天井は、大和張りの板天井でやはり黒塗りである。一方、壁面は白漆喰塗であり、北側に洗面所への入口および押入の杉戸(片開き)が設けられる。




西(左上)を見る

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